目に焼き付ける。
5月17日の朝日新聞で
「ビデオ持たない運動会」という投書を読んだ。
幼稚園の2年間はビデオを首からぶら下げて
息子の姿を追っていたけど
今年小学1年の運動会はビデオを撮るのを
やめてみることにしたという文だった。
ビデオは便利で楽しいけど、漠然としたものを感じていたと書いてある。
撮ることに夢中で肝心の行事そのものを楽しんでいない、と。
私は学校のことは知らないけど、人が集まるところに行くと
いつでも、どこに行ってもビデオやカメラ、ケイタイで
子供を撮ってるのが多くて、うんざりしていた。
走ってるとき、笑ってる時、泣いてる時、
いつもいつもかわいいと撮りたがるけど
なぜ、一番いい時を生で見ないの?と思っていた。
同じことを思っている人がいたので
ちょっとホッとした。
ビデオや写真は
遠くに住んでるおじいちゃんやおばあちゃんに送ることも
あるのかも知れない、またあの時あの瞬間を
見たい、と思うのかも知れない。
でもたまには、自分の目で見て楽しんで
それで終わり。
って言うのもいいような気がするんだけどなぁ。