2020年11月19日
キラキラとシワシワ
少し前に流行った「キラキラネーム」に代わって
ここ最近は「シワシワネーム」が見直されてるらしい。
「シワシワネーム」とは
陽子 晴子 宗次郎 幸助 など
昔がえりした古風な
読みやすい名前 そんな感じの名前を付けるのが増えてるそうだ。
女の子は「子」がついたものや
花や植物の名前 花、すみれ、百合、麦、桜など
男の子は誠、豊 健 など一文字のものや
一郎 壮介 大助など「郎」や「介」「助」が付いたものだそうだ。
少し前の難しい漢字がやたらに並んで「これ、なんて読むんだろう?」と
いうような名前や
「黄熊」で、ぷう (くまのプーさん)のように
「これでこう読ませる?」みたいなキラキラネーム
「どこかで名前を記入する時、画数が多くて大変だろうな」
「大人になったら恥ずかしいな」って感じの名前に比べたら
「シワシワネーム」の方がずっといいけど
名前にキラキラとかシワシワってのもおかしい。
シワシワネームでは
「広子」とか「はつゑ」とか昔っぽい名前だと
人前で話をしたときに「うちの母親と同じ名前」とか
「おばあちゃんの名前みたい」とか言われて
悲しい思いをしたというエピソードもあるようです。
子どもに名前を付けるって、人によって
色々な考えがあるので
一概には言えないけど
どこかでこんな風に言っていたのを聞いて
あ、この感じ、いいなと思ったことがある。
耳で聞いたのを記憶をたどって書いているので
少し違うかもしれないけど、
おおかた、こんな感じだった。
名前には意味があって
親の名前から一文字もらうとか
何か意味のある漢字を使うなんてのも、もちろんいい。
でも例えば「幸子」という名前を付ける時って
親は「この子が幸せであるように」
「明子」だったら「明るい子に育ちますように」と
と子供の将来を考えてつけると思うけど
それだけではなく、例えば
「幸子」という名前にしようと思い立つ。
それは
「周りの人を幸せにするような人に育ちますように」
「明子」なら「この人がいて周りが明るくなったと
思われるような人になるように」という風に
思って付けるという考え方。
なるほど。と思った。
みんなが自分だけじゃなくてもうちょっと周りのことを
意識していたらいろんなことが変わるかもしれない。
どんな漢字を使うかというよりも
どんな思いがあってその名前をつけたか、を考えさせられる。
もちろん音で聞いたら「幸子」はサチコ 「明子」はアキコで
同じなのだけど、「あなたの名前はこうなってほしくて
つけたんだよ」と人生のどこかで聞いたら私なら嬉しい。
普段 何気なく使ってる漢字の一つ一つにも意味があるものもあって
例えば「子」という字の話を聞いたときもいいなと思った。
「子」は一と了(終了の了)でできている。
言い換えると最初から終わりまで、と取れる。
「幸子」なら生まれてから死ぬまで
ずっとしあわせで周りの人たちを
ずっとしあわせにする人であるように、と
考えたらステキな名前だと思う。
分かりやすい名前、読みやすい名前、かわいい名前、
一度聞いたら忘れないような名前、変わった名前、
印象に残る名前、漢字の印象で、きりっとしてるとか
柔らかく優しい印象の漢字を使うことも、もちろんいい。
名前って親から子供へ送るメッセージで
生まれてから死ぬまでに一番書く文字になるとか。
こんなことをきっかけに
自分の名前をもう一度見直してみてはどうだろう。
平凡だなぁと思っていた名前でも
もしかしたら思いがけない 意味のある文字が
あなたの名前に入っているのかも。
いないかも。
キラキラネーム 覚えていますか?
泡姫(ありえる) 美似意(みにー) 舞曲(まいめろ) 奏日亜(そふぃあ)
空理鈴(くりりん) 礼(ぺこ) 歩如(ぽにょ) 今鹿(なうしか)
弥有二(みゅーつー) 光宙(ぴかちゅう 黄熊(ぷう)
美気意(みっきー) 核(あとむ)
詩羽楊(じばにゃん) 琥南(こなん) 龍飛伊(るふぃ)
厳惰夢(がんだむ) 園風(ぞふぃ) 瑛磨(えーす) 幸生大(しいた)
空飛太(らぴゅた) 土恵大(じぇだい) 飛悟(ひゅーご) 月(らいと)
是留舵(ぜるだ) 聖闘(せいんと) 北斗拳(ほとけ)
赤斗(れっど) 爆走蛇亜(ばくそうじゃあ) 剣(ぶれいど)
キラキラネームのすべてを否定はしない。
営業などで名前が印象的で覚えてもらえるとか、
ちょっとした話題になるなどいいこともあるのでしょうね。
でもあまりにも壮大な名前で名前負けしてると
感じて自分の名前を言いたくないとか
何度も読み間違えされてうんざりするとか
電話で伝えるのがいつも苦労してるとか
いいことばかりでもないという声も。
その名前のせいで苦しみ、生きづらくなっている人もいるようです。
だったら改名したらいいじゃないかと思うかもしれないけど
明らかに不利益がある場合など
めんどくさい手続きを踏めば改名もできるようですが
ほとんどの人は自分の名前を変えることはなかなかできない。
キラキラネームをつける親は
その時の「ノリ」とか「流行ってるから」とか
「目立ってかわいい~」とかで
つけちゃうこともあるのかも知れないですね。
子どもがその後、何年も苦しんだり恥ずかしい思いをするかも
なんてことは考えているのだろうか。
そんなことをもう少し考えてほしいな。
親になって、これから名前を付ける皆さんが
読んでいたら (こんなところ絶対読んでないけど)
そこんところ 夜 露 四 苦! ・・・・暴走族か!
ここ最近は「シワシワネーム」が見直されてるらしい。
「シワシワネーム」とは
陽子 晴子 宗次郎 幸助 など
昔がえりした古風な
読みやすい名前 そんな感じの名前を付けるのが増えてるそうだ。
女の子は「子」がついたものや
花や植物の名前 花、すみれ、百合、麦、桜など
男の子は誠、豊 健 など一文字のものや
一郎 壮介 大助など「郎」や「介」「助」が付いたものだそうだ。
少し前の難しい漢字がやたらに並んで「これ、なんて読むんだろう?」と
いうような名前や
「黄熊」で、ぷう (くまのプーさん)のように
「これでこう読ませる?」みたいなキラキラネーム
「どこかで名前を記入する時、画数が多くて大変だろうな」
「大人になったら恥ずかしいな」って感じの名前に比べたら
「シワシワネーム」の方がずっといいけど
名前にキラキラとかシワシワってのもおかしい。
シワシワネームでは
「広子」とか「はつゑ」とか昔っぽい名前だと
人前で話をしたときに「うちの母親と同じ名前」とか
「おばあちゃんの名前みたい」とか言われて
悲しい思いをしたというエピソードもあるようです。
子どもに名前を付けるって、人によって
色々な考えがあるので
一概には言えないけど
どこかでこんな風に言っていたのを聞いて
あ、この感じ、いいなと思ったことがある。
耳で聞いたのを記憶をたどって書いているので
少し違うかもしれないけど、
おおかた、こんな感じだった。
名前には意味があって
親の名前から一文字もらうとか
何か意味のある漢字を使うなんてのも、もちろんいい。
でも例えば「幸子」という名前を付ける時って
親は「この子が幸せであるように」
「明子」だったら「明るい子に育ちますように」と
と子供の将来を考えてつけると思うけど
それだけではなく、例えば
「幸子」という名前にしようと思い立つ。
それは
「周りの人を幸せにするような人に育ちますように」
「明子」なら「この人がいて周りが明るくなったと
思われるような人になるように」という風に
思って付けるという考え方。
なるほど。と思った。
みんなが自分だけじゃなくてもうちょっと周りのことを
意識していたらいろんなことが変わるかもしれない。
どんな漢字を使うかというよりも
どんな思いがあってその名前をつけたか、を考えさせられる。
もちろん音で聞いたら「幸子」はサチコ 「明子」はアキコで
同じなのだけど、「あなたの名前はこうなってほしくて
つけたんだよ」と人生のどこかで聞いたら私なら嬉しい。
普段 何気なく使ってる漢字の一つ一つにも意味があるものもあって
例えば「子」という字の話を聞いたときもいいなと思った。
「子」は一と了(終了の了)でできている。
言い換えると最初から終わりまで、と取れる。
「幸子」なら生まれてから死ぬまで
ずっとしあわせで周りの人たちを
ずっとしあわせにする人であるように、と
考えたらステキな名前だと思う。
分かりやすい名前、読みやすい名前、かわいい名前、
一度聞いたら忘れないような名前、変わった名前、
印象に残る名前、漢字の印象で、きりっとしてるとか
柔らかく優しい印象の漢字を使うことも、もちろんいい。
名前って親から子供へ送るメッセージで
生まれてから死ぬまでに一番書く文字になるとか。
こんなことをきっかけに
自分の名前をもう一度見直してみてはどうだろう。
平凡だなぁと思っていた名前でも
もしかしたら思いがけない 意味のある文字が
あなたの名前に入っているのかも。
いないかも。
キラキラネーム 覚えていますか?
泡姫(ありえる) 美似意(みにー) 舞曲(まいめろ) 奏日亜(そふぃあ)
空理鈴(くりりん) 礼(ぺこ) 歩如(ぽにょ) 今鹿(なうしか)
弥有二(みゅーつー) 光宙(ぴかちゅう 黄熊(ぷう)
美気意(みっきー) 核(あとむ)
詩羽楊(じばにゃん) 琥南(こなん) 龍飛伊(るふぃ)
厳惰夢(がんだむ) 園風(ぞふぃ) 瑛磨(えーす) 幸生大(しいた)
空飛太(らぴゅた) 土恵大(じぇだい) 飛悟(ひゅーご) 月(らいと)
是留舵(ぜるだ) 聖闘(せいんと) 北斗拳(ほとけ)
赤斗(れっど) 爆走蛇亜(ばくそうじゃあ) 剣(ぶれいど)
キラキラネームのすべてを否定はしない。
営業などで名前が印象的で覚えてもらえるとか、
ちょっとした話題になるなどいいこともあるのでしょうね。
でもあまりにも壮大な名前で名前負けしてると
感じて自分の名前を言いたくないとか
何度も読み間違えされてうんざりするとか
電話で伝えるのがいつも苦労してるとか
いいことばかりでもないという声も。
その名前のせいで苦しみ、生きづらくなっている人もいるようです。
だったら改名したらいいじゃないかと思うかもしれないけど
明らかに不利益がある場合など
めんどくさい手続きを踏めば改名もできるようですが
ほとんどの人は自分の名前を変えることはなかなかできない。
キラキラネームをつける親は
その時の「ノリ」とか「流行ってるから」とか
「目立ってかわいい~」とかで
つけちゃうこともあるのかも知れないですね。
子どもがその後、何年も苦しんだり恥ずかしい思いをするかも
なんてことは考えているのだろうか。
そんなことをもう少し考えてほしいな。
親になって、これから名前を付ける皆さんが
読んでいたら (こんなところ絶対読んでないけど)
そこんところ 夜 露 四 苦! ・・・・暴走族か!