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プロフィール
dekopon
dekopon
熱しにくく冷めやすい性格。
昆虫好き。
水の中の生き物が好き。
子供にがて。
音楽すき 
特に日本のロックが好き。
スポーツ全般、格闘技
ギャンブル、買い物、
美容、ブランド物、
キャラクター物など
ほとんど興味なし。
オーナーへメッセージ

2020年12月29日

またどこかで!

今年も残すところわずか。
皆さんにとって今年はどんな一年でしたか?
大きな震災があった年、豪雨でたくさんの被害があった年など
生きていれば毎年色々あって当たり前なのですが
この新型コロナ 
コロナの広がりで今年ほどそれも世界中でたくさんの人に
影響があった年はなかったのでは?


私もちょっとばかり影響を受けました。
ちょうどバイト探しをしていた時に コロナで外出自粛要請で
面接に行く日に緊急事態宣言。
面接すら受けられない状態でね~


仕事できないじゃん。どうしようと思いながら、
家でゴロゴロしていました。


平日の昼間からごーろごーろ
「あ~あ ミスチルのメンバーに入れてくんないかな~」なんて
ずんの飯尾みたいなことを思いながらごーろごーろ。



「まぁ、いままで忙しく働いて来たんだから
少しゆっくりすれば」という夫の言葉はちょっとだけ嬉しいけど
(この人、うちにそんな余裕があるとでも思っているのかしら?
うちの通帳の残高見たら腰抜かすぞ)と思いつつ
焦ったところで、見つからないのだから
たまにはいいか、と過ごしていました。
(アマゾン的な性格 いや、楽天的か)



そんでもって暇をいいことに動画を見まくり、
好きなアーティストの音楽や懐かしい音楽を聴きまくり、
なんかおもしろいことないかな?と
人が書いたブログを読んでみると 面白いのが出てくる出てくる。



ちょっとだけ釣りやっていたから
釣り仲間の書いたものはよく見ていたけど
いい加減飽きてきていた。
(ごめんね 釣り仲間)



でね、キャンパーは色々で面白いなと思った。
旅自体を楽しんでる人、写真が上手い人
コーヒーを淹れるために出かける人、焚火が好きな人
自然を楽しんでる人、本当にさまざまで
しかもそれを写真や文章で伝えてる。
ただ食べて寝てるだけでも楽しそうだ。


キャンプブームだというけど私には全く知らない世界だった。


この人、すごく文章がいいな
なんだか読むだけでその場にいるような
うまい書き方してる、って人がいてびっくりした。


あ、この人のブログもなんとも惹かれる。
おもしろいなぁと思って何度も読み返す。
ブログって意外な「作家」さんに会えるな、なんて思って
読んでいた。


語彙力があるんだろうな。
そして文章力
その時の気持ちとか雰囲気の伝え方がいい。
じんわり「うまいなぁ」って思うことがある。
ちがうんだよな、たった一言でちがうんだよな
なんて思いながら言葉の面白さにまた気が付いた。
やっぱり私は言葉が好きなんだな。


そんなときに「あ、私も前にブログ書いてたな」と思い出した。
気が付けば12年も前のブログ。
こんなに間が空いても機能するものか?
どうやって書くんだっけ?と書きだしたら
結構おもしろい。こんなに長いこと放置していたブログを
書く人もいないだろうなぁ あははは。


書いたところで、だーれも読まないだろうなと思ってた。
でもそれはそれで面白い。誰が読まなくても
たまに思ったことや好きなことを自由に書く。
これもいいか。

それなのにここで書いたことで
誰かが読んでくれたりコメントくれた。


どこかで誰かが読んでくれている!
想像も期待もしていなかったので本当にびっくり!


全然アウトドアでも何でもないのに
写真すらほとんどないのに
こんなブログを読んでくれた皆さん ありがとう。
コメントしなくても、さらっと読んでくれてる方 ありがとう。
毎回のようにコメントしてくれてる皆さん ありがとう。


一つの記事を書くと思いがけないコメントをもらい
同じ意見の人もいるし、正反対の意見の人もいて
へぇ~、そうなんだ、と考えることができて
とてもとてもおもしろいなぁって読んでいました。

あ、そこが気になるんだ、と
こっちが伝えたいところじゃないところの方が広がって
行ったりしてそれもまた面白い。

これから先、コロナはまだまだどうなるか分からないけど
ブログを書きだすきっかけになって
私にとっては悪いことばっかりじゃなかったのかも。


だけどな~
ここ、よくよく考えてみればナチュログなんだよね。
前は釣りのことも書いていたけど
今はそんなのをここに書く気もなし。
よくよく考えると、アウトドア何もやっていないな。


あれ~~?ここでいいのか私。
こんな、どうでもいいことばっかり書くのは
ここじゃないのかもね。 ナチュログじゃないのかもね。




そんなわけで色々考えましたが
来年は他のブログへ・・・・・






































なーんてな。
移るわけない!めんどくさがり屋の私が
そんなことするものか。 あははは。

「またどこかで!」って、どこや?
・・・・・ ここやねん! 


また来年もお暇な時に遊びに来てね~
えっ? そんなに暇じゃない?
ここまで読んでおいて? ( ̄- ̄)ふ~ん

そんなわけでまた来年も 

 夜 露 四 苦! ・・・・まだこれやるか?

  


2020年12月24日

長崎は今日も雨だった。

♪ あなた一人に 賭けた恋

愛の言葉を信じたの

探し、探し、求めてぇ~ 一人、 一人さまよえば~~ 


・・・まだ歌いますか?




長崎に友達と二人旅に出たのはいつ頃だったか。

結婚する前か?

ま、どっちでもいいけど相当昔の若いころの話を思い出した。


いいですよね~長崎 異国情緒っていうやつですか。
長崎といえばグラバー園 オランダ坂 大浦天主堂 眼鏡橋
カステラ ちゃんぽん 卓袱料理 ポッペン大好き。
見たいところも食べたいものもたくさん。

わくわくするね~私はこの通り計画性もなし、
ふだんから何も考えていないけど、
一緒に行く彼女はしっかり者なので
どこを回ってどこでごはん食べるとか、
旅のプランは、彼女がやってくれるというので
全面的にお任せして民宿の予約は私がした。

私が予約した民宿の主人はとても元気で
気さくな50代くらいの女性だった。あぁよかった。
お風呂もきれいだったし、食事もよかった。

翌日は朝からあいにくの雨

ま、いいか。 傘をさして「行ってきま~す」
そのうち雨は強くなってきた「やっぱり長崎って雨が多いんだね」
人が少ないことをいいことに
ながさきは~~今日もぉ~あめぇ~~だ~った~♪ と
歌いながらあちこち回った。

雨はやみそうもない。傘をさしていても横から後ろから
降りしきり途中食事するところもお土産物屋さんも
ほとんどしまっていた。長崎ってこんな感じ?

何とかやってるお店を探してご飯食べて
それでも懲りずに観光。
雨が多いといってもこんなに降ったら長崎の人は大変だなぁ。

宿に戻るころには靴の中まで水が入りちゃぽちゃぽいっていた。
「ただいまぁ・・・・・すみません、こんなになっちゃいました」
宿の主人が「あらあら もうそのままお風呂に入っちゃえば」
と言ってくれた。

じゃ、そうしようか。体も冷え切ってるしね。
玄関を一度出てびしょびしょの服を絞り、タオルで頭を拭き
宿でもらった新聞紙を丸めて靴に入れていたら
宿の主人が

「お姉さんたちって東京から来たの?」って聞いてきた

「はい、そうですけど」と言うと

「やっぱり東京の人ってすごいね
こんな台風の日に観光行く人見たことないよ」








えっ







え~~っ







タイフウ・・・・・  だったんだ。




それならそうと早く言ってください

私たち、どんだけボンクラなんですか。

  


2020年12月20日

今年もあいつがやってくる。

あいつはイルミネーター

私の家から歩いても10分くらいの買い物と
散歩コースにそれはある。

それは家の壁や玄関回りに
電飾を巡らせてギンギラギラギラ
トナカイやら大きなキャラクターやらかなり飾りたてをしていて
インパクト大だ。
毎年毎年物が増えている。

サンタ、雪だるま、プレゼント、トナカイ くらいならまだわかるけど
白雪姫と小人たちや大きなキノコがあちらこちらにあって、
バカでかいキティちゃんやドラえもんもいたときがあった。
なんだこの世界。

いい意味でも悪い意味でも目を引く。

いい意味では「わぁ きれい~~!」「かわいい」
悪い意味では 「趣味悪いな」

私は後者の方だ。 

そう、イルミネーター
シュワルツェネッガーが出てくるあれ、
いや、あれはターミネーターや。

イルミネーター
 家や家の周りを電飾とかキャラクターの人形とかで
 飾り立ててる人のこと。

本格的にやると相当お金がかかる そして目立つ。

例えばこんな感じ。




このくらいのはよく見かける




少し控えめな感じ。 まだ許せる





誰に見せたいのかなぁ お店?





カリスマ イルミネーターの家だとか。 もう電飾祭り





ここまでくると見事。個人宅とは思えない。
電気代がこれだけでひと月8万円とか。正気の沙汰ではない。
職人さんに入ってもらわないとダメだろうな。
見物客も数万人単位で来るようだ。 


https://news.nicovideo.jp/watch/nw3138263


相当お金がかかってるとは思うけど
あまりにギラギラで、うーん、って思う。
クリスマスってもっと厳かなものかと思うけどな。
この辺は考え方の違いだから、なんとも言い切れないけどね。

何かというと飾り立てして写真に残しておきたがる輩が増えて
全国にこのようなお宅が増殖しているようです。
年々パワーアップしていて、家中電飾だらけとか
動くトナカイとかバルーンとか何しろギンギンギラギラだ。
このような家の前では写真を撮る人が多くて
見物人で道路がふさがったり、
走る車から写真撮影する人もいて道路が渋滞したり
大変なところもあるそうです。

そんなイルミネーターのお宅には
テレビ取材とかも来るようで
そうなると、ますます頑張っちゃって
このクリスマスの時期には数か月前から
飾っているため、家によっては通常の電気料金に加えて
2~6万円ほど多くなるとか。おー電気の無駄使い。

家の中でクリスマスツリーだの
壁にmerry Xmas ! なんていうのを
飾るだの、せいぜい玄関のドアに丸いリースを飾るとか
煙突もないのに、お父さんがサンタの恰好して現れるくらいなら
(どこから来た?)
まだかわいいものだけど
イルミネーターの家の近所の人はきれい!と思う人と
正直まぶしくて集まってくる見物人の声など
騒音で大変と聞いたことがある。
年に一回だから、許されるかと言うと
このような家では数か月前からやってるので
クリスマスの一日だけではない。

近所の人たちが見に来ているところに
テレビ局がインタビューしていた。
ほとんどの人が「きれい~~!」
「豪華~!」と見とれていた。

小学生の男の子も「すげー」「すげー」を連発していて見上げていた。

取材の人が

「僕、これ見に来たの?」って聞いたら

「いや、これ、すげー」

「僕のうちにもこんな風に飾ってほしい?」と聞くと

「いや~ うちはいいです」

「どうして?」

「だって電気代がもったいない」


ごもっとも! 

でもやつらは懲りないよ

 I'll be back.

だからターミネーターじゃないって!


  


2020年12月16日

たまには歩け

県民性というかその県によって習慣が違うとか
考え方の違いなど、いろいろあると思うけど
時間のルーズさは沖縄は群を抜いている。

沖縄の人が全部なんだろうか?

沖縄人の知り合いは一人しかいないけど
(正確には仕事関係の知り合いが沖縄の人と
結婚したというだけ)
彼女に聞いたら、あまりにも時間の感覚が違って
びっくりしたという。イラっとすることも多いようだ。
結婚前に気が付かないのも不思議だ。

デートや飲み会など普段の待ち合わせには
20分 30分の遅刻はかわいいもので
1時間、2時間遅れても平気だそうだ。
沖縄の人と結婚した彼女が言うにはな、
招待した夫の友人が
披露宴にも4時間ばかり遅れてきたそうなんよ。

4時間! 披露宴終わってまうがな。

「そりゃ、披露宴ちゃうな?
ふつー 披露宴って言ったら
少なくても始まって3時間以内には会場についてるからね」

「そっかー、ほな 披露宴ちゃうか」

「4時間もかけていいのは
豚の角煮か、柄のないジグソーパズルくらいなもんや」

「でもな、おかんが言うにはな、」


・・・・・いやいや違う違う これじゃミルクボーイや。
どこから おかん出てきた?



沖縄は時間にルーズなだけじゃない、

どんなに近くでもほとんど歩かないらしい。

あまりに歩かないから こんな動画まである。


たまには歩け うちなんちゅー 

https://youtu.be/M7Ma9KIGf0o

https://youtu.be/V_vqLdyWnDw

https://youtu.be/9SA0mH6341A

https://youtu.be/iRM658wXwI4

https://youtu.be/m-9gDI_melY


時間にルーズだって、運動不足でワースト1位だって

なんくるないさー!


なんくるないさー 正しい意味は

「挫けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつか良い日が来る」
ということらしい。
単に「何とかなる」という楽観的見通しを意味しない”とある。
沖縄の人はそんな意味で使っているのか?

正しい道も 歩まず「乗り物」で行くのかも。
  


Posted by dekopon at 17:37Comments(14)だからどうした

2020年12月12日

アメリカンジョーク

みんな おはよー!
ひま?ひまですか?
ここに来てるってことは、ひまですか? (*´▽`*)



私の好きなアメリカンジョークをひとつ。


「女性をモノにする方法」

とにかく褒める

まめに電話をする

女性の喜ぶ話題を収集し、楽しませる

女性の話題は、つまらなくても興味深そうに聞いてあげる

清潔でたくましい体型を維持する

重い荷物を持っていたら持ってあげる

呼びつけられれば、すぐに参上する

豪華な食事とワインをごちそうする

高級なアクセサリーをプレゼントする

常に「愛している」という






対して


「男性をモノにする方法」










































           脱ぐ







だって。

女ってめんどくさいな 男って単純だな ってことかな?

いやいや、皆さんは違うでしょう?
アメリカンジョークだってば   


Posted by dekopon at 08:35Comments(14)だからどうした

2020年12月10日

自由ブログ

新聞の投稿でこんなのがあった

小学2年生の娘が学校にもっていく自由帳に
『鬼滅の刃』の登場人物が上手にかけたと見せてくれた。
他のページはどんなことを書いてあるかと
前のページをめくったら 白紙
その前も白紙。「どうして?」と聞いたら
パッと開いたページに描くそうだ。
「どうして?」と聞いたら「自由帳だから」

これってちょっといいな
なんとなく、ノートは一番最初から1ページ2ページと
使わなくてはならないものだと勝手に思っていた。
投稿者も同じように思っていたようだ。
書きたいものを書くのが自由帳。
書く場所も自由でいいんだ!


ブログって私は読むのが好きで
ナチュログ以外にもいろいろなところに訪問すると
毎日毎日一日も休まず、着実に書いてる方がいて
それも一日に何度も更新していてびっくりする。
ひと月の記事が130なんて人もいた。
130!ナチュログでは見かけないけどね~

「今日は何時に起きてどこが痛い」とか
「今日も夜中に目が覚めた」とか
「朝ごはんはがっつり食べないといけませんよ」とか
内容は「あれ?これ昨日かおとといも同じこと書いてるんじゃ・・・・」って
ことも。 そりゃそうなるよね。 ふふふ。

「読んでくれる人がいると思うと、書かないと申し訳ない」
なんて書いていたり
「もうネタが切れて書くことがない」なんて
書いてたり。何もないって書くのが不思議。
使命感?中毒?
あ~でもそんなことでも読みたいファンがいっぱいいるんだろうか。
なんかなぁ。もっと気楽でいいんじゃない?

なーんて思うのは私だけだろうか。

自由帳の小学生が見たらこんな状態も不思議だろうな。
ブログももっと自由でいいような気がするけどね。


自分の書いたものの記録として書いてる人もいるみたいだから
書くことがなくて困ったことがあった・・・・というのも記録の一つか。

更新されると、新しい記事ばっかり気になるけど
自由に好きなところを探して
昔の記事とかタイトルで面白そうなところ読んだり
コメントしたりしていいんじゃない?
私、好きなブロガーさんのはずっと昔のも読んで
勝手にコメントしてるけどね。(迷惑だったりして!)

そんなわけで私のところは自由ブログ。
好きなところ読んでコメントしてください。
もちろん 読み逃げもどうぞ~~
いつでもどこでもドアだ。

あ、「永沢君」の記事はもういいですよ~(*´▽`*)
なんですかね。
いまだに私の一番人気記事なんだよね。  ちぇっ。
もうちょっと面白い記事が探せばあるかも。

これとか私は好きなんだけどね。

ああ かんつがい その6
    ↓
https://dekopon.naturum.ne.jp/e90817.html

  


Posted by dekopon at 09:22Comments(10)だからどうした

2020年12月06日

やりすぎ注意

「させて頂きました」

いつごろからか わからないけど
ここ最近この言い方、よく聞きませんか?

特に「拝見させて頂きました」とか
「拝読させていただきました」なんて
とっても違和感がある。
これって丁寧なの?敬語なの?これでいいの?

この違和感 なんでなんだろ?と思っていたら
少し前にテレビでも同じことをやっていた。
同じ事を思ってる人が結構いるようだ。

ネットでも調べてみたら
拝見+させて頂くって
「拝見する」は「見る」の謙譲語、「~させて頂く」も謙譲語で
いわゆる二重敬語ということらしい。
それでだったのか。


町で芸能人や著名な人に会った時
「ドラマ見させていただいています」
「応援させていただいています」
なーんて声をかけてるのをテレビで見るのだけど


「ドラマ見てますよ!」とか
「応援しています~」と言う方がわかりやすい気がする。


「させて頂く」自体は間違った言葉ではないようですが
基本的に他者の許可を得た上で、
自分が行うことについて
その恩恵を受けることに対して敬意を払っている場合
に使うのが正しい
そうだ。
うーん 

許可がいらないものにつけるのは変ということ?

応援するのも本を読むのもドラマを見るのも
許可はいらないのでは?

テレビのロケで見たのだけど
商店街とか神社とかで芸人がやりたい放題 
紙吹雪なんか散らかしていた。
そして番組の終わりごろに
「後ほどスタッフが掃除させていただきました」と
テロップ(文字情報)が出た。

それって当たり前じゃないの?そっちが散らかしといて
「掃除させて頂きました」 って!
いかにもいい事しましたみたいに聞こえる。


「させて頂く」って、使いすぎると気持ち悪い。
「日本人が無意識に使う日本語が不思議すぎる!」
という本を読んでいたので
それを参考にしてみると

もともとは関西の芸人さんが関東での営業で
「いや~東京にもたくさん芸人さんがいるのに
申し訳ありませんね~やらせていただきます。」と
へりくだって言って見せたことで
笑いを誘い、お笑いならまだしも
『へりくだって言えばきちんと敬語を使えてる』
みんなが勘違いして使うようになったそうだ。

そして誰かが真似て言ってるのをみんなが見て
そういう風に言うのが正しいと思い込んでる。

「本日司会を務めさせていただきます」とか
「こちらの部屋を会議で使わせていただきます」
など

許可が必要な時には使って問題ないけど
使うと変なことになる場面にも使ってしまうから
なんだかわざとらしくなってる。

「ドアを閉めます」で済むことを
「ドアを閉めさせていただきます」なんて
わけのわからない日本語と書いてあった。

以前私が見たのは
ある女優さんが出産のために休業していて
赤ちゃんを産んだあと、仕事に戻りインタビューに答えていた

「この度、出産させていただきました」と言う。

ん~~?なんだ?
一体、子供を産むのに誰の許可がいるんですかね?

日本ってそんな国だったっけ?
「出産のためにお休みさせて頂きました」ならまだしも。
赤ちゃんはどうぞ、好きなだけ産んでください。


とりあえず、できる限り丁寧に言っておけば間違いないって
思いがちだけど、
余計なものをつけて、かえって失礼になったり
相手が嫌な気持ちになることも。

これって、あれと似てるな。
駅とかお店など公衆のトイレなんかで
用を足したあと、トイレットペーパーを折って出る人。
いわゆる「三角折」
やった本人だけが満足してて
次に使う人は全くいい気分ではないってやつ。

三角折はもともとはホテルの清掃の人が
「このトイレそうじ済みですよ」と
他のスタッフに知らせる印として始めたようだけど
それを見た一般の人が「トイレの後で折って出るのがエチケット」と
思ってやる人がいるとのこと。

折って出る人はペーパーを切りっぱなしよりも
きれいに折って「いいことした」って
思ってるのかもしれないけど
その手、用を足したあとの手ですよ。

掃除の人ならともかく知らない人が折ったのは気持ちが悪い。
次に使う人は、誰が触ったかわからない紙の始まりを
そっと触ってまずは余計に捨ててから使わなくてはならないので
本当にやめてほしいという人が多い。

以前、公共の施設の大きなホールの掃除の
アルバイトをしていたことがある。
トイレの掃除もやることになっていたので
三角折は時々見ている。
こんなあほな事やるのは女性だけだと思っていたら
男性のトイレでも結構やってる人がいる。
どこにも勘違いがいる
紙の無駄使いですよ~

最近はコロナの問題もあって駅や公共の建物のトイレには
「三角折は禁止」と書いてあるところもあるんだって。


やってる本人だけが満足してるってことか。
あんまり余計なことはしない方がいいのでは?
なーんて思うのだけど、どうですかね?
  


Posted by dekopon at 20:13Comments(10)ことばって不思議

2020年12月01日

ギャップの人 2  

「お名前は?」

「スーザン・ボイル」

「どこから来ましたか?」

「ウェストロージアンのブラックバーンから来ました」

「年齢は?」

「47歳 」

そう言うと、審査員が少しあきれたような表情をする。

会場全体がざわめく。

冷やかしのような、あざけ笑いのような。

でも当の本人はそんなこと全く気にする様子もなく



「それは私のほんの一面だわ」




スーザン・ボイルを有名にしたオーディション番組での
このセリフがとても好きです。




スーザン・ボイルと言うと
まずこのオーディション番組を思い浮かべるのではないだろうか。
ステージに出てきたときの彼女の容姿は、
いかにも外国映画に出てくるお母さんみたいな印象かな?
体にはり付くようなワンピースを着て
キッチンでパイでも焼いてるような感じ。

スーザン・ボイルがステージに現れたとき、
彼女を見た人達はこの容姿から「なんだ おばさんじゃないか」
「なんだ あんな田舎で育ったんだ」
なんて思って見ていたかもしれない。

「夢は?」という質問に「プロの歌手になること」というと
審査員・観客から
冷ややかな笑いが聞こえる。


「歌手?この人、何を言ってるんだろう?」って いう反応

ところが歌いだしたらもう、
審査員含め会場のあちらこちらでスタンディングオベーション
会場の雰囲気ががらりと変わるのが何度見ても気持ちいい。





スーザン・ボイル / 夢やぶれて

https://youtu.be/RfzAAATAyCA


初めての人と会う時、
その人の印象を決めるのは 見た目が大きいと思う。
「人は見た目じゃない」なんて言っても
初めは目から入る情報は大きい。
年齢、容姿、 声や話し方や立ち居振る舞いで
なんとなくこんな人、とイメージが固まってくる。

第一印象は大事だと思う。

でもそれがすべてではない。

何度かその人と かかわっていくうちに
最初の印象とは違う面が出てきて、
見直したり、がっかりしたりすることもある。

スーザン・ボイルと審査員の
この短いやり取りの後
歌いだす前に ほんの一瞬、口もとがゆるむ。
「見てなさいよ」とばかりに。

こんなに大勢を一瞬で魅了する歌を歌える人が
なぜ もっと早く出て来れなかったのかは
スーザン・ボイルが30代の時に
父親を亡くしてから 母親が91歳で亡くなるまで
面倒を見ていたということもあるのだろう。


母親が亡くなって2年ほど後にこのオーディションに出ているから
親がいなくなって、一度は夢見ていた歌手に
挑戦したかったのかもしれない。


それにしてもこのギャップ、スーザン・ボイルは
このギャップで強烈な印象を残した。



スーザン・ボイルを見て思った。

人は人をどこで判断するのだろう?

見た目だろうか 年齢だろうか
生まれ育ったところだろうか 学歴だろうか
その人を印象付けるものはなんだろう?

私は東京に住んで長くなるけど、もともとは地方出身。
別に田舎者と思われるのは構わない 田舎者だもん。
以前、「dekoponさんはどこの人?」と言われて
「△△県」というと
「あ~やっぱりね、そう思った
△△県の人って冷たいよね 前に旅行で△△県に行ったけど
道を聞いても冷たくて不親切だった 
あの県の人ってなんか、嫌な感じがする」と言われたことがある。

びっくりした。「△△県の人は冷たい」ってすごいな。
この人は旅行で、一体、何人とかかわったのだろうか
その時、ちょうど声をかけた人が不愛想だったのかも。
聞く方の態度には問題なかったの?
「やっぱりね」とは私も冷たいってことか。
なんか私がしたっけ?
ズバズバものを言うからそんなイメージなんだろうか。


自分が住んでたところだから自分で言っても
言い訳がましくなるけど。

旅行や仕事などで他の土地で
暖かな人とか、とても親切な人と出会うことがある。
でも ぶっきらぼうな人や
人付き合いが苦手な人なんだろうな、って思う人もいる。
だからと言って
その土地に住んでる人全部がそうだとは思わないけどね。

その土地その土地で、
短気だとかお節介な人が多い土地柄とか
カレーをよく食べるとか車の運転が荒い、なんていう
県民性とかそれぞれ傾向はあるのかも知れないけど、
たまたま会った何人かだけで
全部を決めてしまうのはどうなんだろう?

一人の人と出会ったときも
見た目や年齢、出身地、学歴で、なんとなく
その人を決めてしまう人っているのかも。
でもね、それはほんのわずかな情報。
それっぽっちのことで
その人を決めてしまうなんて、とてもつまらない。



人の一面だけを見て判断していることが
あるのかもしれない。
人にはいろいろな面があるのに。





「それは私のほんの一面だわ」 

こんな風に言えたらかっこいい。